ルート形状(Shapes)¶
ルート形状(Shapes)データに関するガイダンス¶
shapes.txt ファイルに含まれるデータは、公共交通サービスの表現において重要な役割を果たします。適切に構築されたルート形状(shape)は、便(trip)検索アプリケーションにおける便の可視化の精度を高め、乗客にシームレスな体験を提供します。以下の推奨される実践方法は、車両の走行経路を正確に表現し、実際の走行経路と整合する高品質なルート形状データを作成するための指針を示します。
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停留所等(stop)間の走行経路が直線でない場合、2点だけでルート形状を定義することは避けてください。ルート形状が車両の走行経路を正確に反映するようにしてください。
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ルート形状は始発駅から開始し、終着駅で終了するようにしてください。短すぎる、または長すぎるルート形状は避けてください。
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1つの shape_id で定義されるルート形状内では、不合理な逆戻りや不要な点の反転を避けてください。
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ルート形状は WGS84 座標系における車両の走行経路と整合させ、異なる座標系によるずれを避けてください。
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道路系サービス(例: バス)の場合、ルート形状は車両が走行する道路の中心線に沿うようにしてください。専用レーンがない場合は道路の中心線に、専用レーンがある場合は走行方向側の中心線に沿わせることができます。
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鉄道系サービス(例: 地下鉄、列車、ライトレール)の場合、ルート形状は列車が走行する線路に沿うようにしてください。便(trip)が特定の区間で常に同じ線路を走行するわけではなく、複数の線路が存在する場合は、列車が走行する可能性のある線路の範囲内にルート形状を収めてください。
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車両がカーブを走行する場合、ルート形状の点は十分に密に配置し、乗客に対して滑らかに見えるようにしてください。
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ルート形状を縁石停留所、プラットフォーム、または乗車位置に「ジグザグ」させてはいけません。