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車両位置情報(vehicle positions)

車両位置情報は、車載GPSデバイスなどから取得される車両の位置に関する自動生成情報を提供するために使用されます。位置情報を提供できるすべての車両について、1つの車両位置情報を提供するべきです。

車両が現在運行している便(trip)は、TripDescriptor を通じて指定しなければなりません。また、更新情報を提供している特定の物理的な車両を指定する VehicleDescriptor を提供することもできます。詳細は以下に記載されています。

位置情報が取得された時刻を示す timestamp を提供することができます。これは、サーバーがこのメッセージを生成した時刻を示すフィードヘッダー内の timestamp とは異なることに注意してください。

現在の通過地点(Current passage) も提供することができます(stop_sequence または stop_id として)。これは、車両が向かっている、またはすでに停車している停留所等(stop)を参照するものです。

位置情報

位置情報(Position)は、車両位置情報(Vehicle Position)内の位置データを含みます。緯度と経度は必須であり、その他のフィールドは任意です。これらのデータの種類は以下の通りです。

  • Latitude - WGS-84 座標系における北緯(度)
  • Longitude - WGS-84 座標系における東経(度)
  • Bearing - 車両が向いている方向
  • Odometer - 車両が走行した距離
  • Speed - 車両が計測した瞬間速度(メートル毎秒)

CongestionLevel

車両位置情報(vehicle position)では、事業者が車両が現在経験している混雑レベルを指定することもできます。混雑は以下のカテゴリに分類することができます。

  • 混雑レベル不明
  • 円滑に走行中
  • ストップ・アンド・ゴー
  • 混雑
  • 深刻な混雑

各混雑の種類をどのように分類するかは事業者に委ねられています。ガイドラインとして、深刻な混雑は、人々が車を降りるほど交通が混雑している状況でのみ使用するべきです。

OccupancyStatus

車両位置情報(vehicle position)では、事業者が車両の乗客の混雑度を指定することもできます。混雑状況は以下のカテゴリに分類されます:

  • 空席
  • 多くの座席が空いている
  • 少数の座席が空いている
  • 立席のみ
  • 立席も非常に混雑
  • 満員
  • 乗客を受け入れていない

このフィールドはまだ実験的であり、変更される可能性があります。将来的に正式に採用される可能性があります。

VehicleStopStatus

車両の停留所等(stop)における状態は、車両が現在接近中または停車中の停留所等(stop)に関連する状況をより明確に示します。以下のいずれかの値を設定することができます。

  • Incoming at - 車両が参照された停留所等(stop)に到着しようとしている状態
  • Stopped at - 車両が参照された停留所等(stop)に停車している状態
  • In transit to - 参照された停留所等(stop)が車両の次の停留所等(stop)である状態 - デフォルト

VehicleDescriptor

VehicleDescriptor は、特定の物理的な車両を記述し、以下の属性を含むことができます:

  • ID - 車両を識別するための内部システム。車両ごとに一意であるべきです
  • Label - 利用者に表示されるラベル。例えば列車の名称など
  • License plate - 車両の実際のナンバープレート